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2015年05月27日

伝統建築cafe' がらまんじゃく 楠(クスノキ)の命

がらまんじゃくの家は、まもなく築20年を迎えますが、今回はこの家の秘密を皆さまにお伝えしたいと思います。
店の玄関を入っていただくと、真正面に楠の根が皆さまをお迎えしています。
大変地味な存在ですので、お気づきの方はいらっしゃったでしょうか。実は、この根はこの家の精霊です。
樹齢500年のこの楠を切り、がらまんじゃくの家となっていただくことに大変迷いました。500歳の樹霊を人間の家にして良いのか。人間の傲慢なのではないか。
ただ、こうして毎日お客さまにリラックスしていただく空間を作り上げるために、お力をいただくことを決め、丁寧に御願(うがみ)し、がらまんじゃくの家になっていただきました。
だからこそ、この楠のためにも、皆さまに喜んでいただく料理を提供できるよう精一杯続けていきたいと考えています。

がらまんじゃくの家は、その他、琉球原産の樹木である、伊集(イジュ)の木を梁、床の間と壁は栴檀(センダン)の木です。また、義祖父が植えたチャーギ(沖縄方言、犬槙のこと)を、重い赤瓦を支える外周の柱(雨端(アマハジ))としています。
皆さまを包み込む床は楠です。そのエネルギーを皆さまが感じているからこそ、ご来店いただいていると考えています。
是非、500歳の樹霊に癒やされに、がらまんじゃくにいらしてくださいね。
伝統建築cafe がらまんじゃく 楠(クスノキ)の命

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Posted by cafeがらまんじゃく at 16:32│Comments(0)がらまんじゃくの秘密
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